
・住民票を移した方がいいのかな?
・住民票を移さないと罰則はあるの?
・郵便物の受け取りはどうすればいい?
これらの疑問を解決する記事です。
リゾートバイトを始めたいけど、頭によぎるのは住民票問題です。
短期リゾートバイトで、住民票を移すかどうか悩みますよね?
派遣会社や知ってそうな人に聞いてみたけど、答えが曖昧で余計にモヤモヤ…
「リゾートバイトをしている人は、皆どうしてるの?」と思ってる人も多いです。



正直、経験がないから分かってる人は少ないと思う。
だから33ヶ所の経験を元に、住民票問題を解説するよ。
- リゾートバイトで住民票を移すべきか
- 住民票を移すメリット・デメリット
- 住民票の移し方
- 住民票を移さなくても郵便物を受け取る方法
この記事を読めば、自分が「移すべきか」「このままでいいか」すぐに判断できるようになりますよ。
住民票の不安をクリアにして、気持ちよくリゾートバイトを始めましょう!
リゾートバイトで住民票を移さない人が多い


リゾートバイトでは、住民票を移す人が少ないです。
1年未満の短期の方が多いからです。
総務省が発表している住民基本台帳の意義には次のように書かれています。
・住所とは、地方自治法第10条第1項に規定する「住所」と同一であり、民法第22条と同様に各人の生活の本拠をいう。
・民法第22条でいうところに「生活の本拠」とは、私的生活の中心地を意味するものである。
・住所の認定については、現在では、客観的居住の事実を基礎とし、これに当該居住者の主観的居住意思を総合して決定することとされている。
一般的には単身赴任や転勤で期間が1年未満なら、住民票は移動しなくてもいいのです。
これはリゾートバイトも同じです。
そのため、住所を移さなくても罰則はありません。
実際に、リゾートバイト経験者も住民票を移している人は少ないです。
リゾートバイトをしてる人に質問です。
— 旅猿@リゾートバイトの裏話 (@tabizarurizoba) November 20, 2024
リゾートバイトをする時は、住民票を移してますか?
【注意】1年以上働くなら住民票を移す必要がある
リゾートバイトで、1年以上働くなら住民票を移す必要があります。
特に、沖縄のリゾートバイトは注意しましょう。
なぜなら、いつの間にか1年以上同じ場所で働いている人がいるからです。
1年同じ場所にいると「住所」になります。
正当な理由には当てはまらないので、5万円以下の罰則があります。



もし、リゾートバイト先が気に入って『1年以上いる』なら、住民票を移そう!
ただし、延長は慎重にね。


住民票を移す5つのメリット


住民票を移すメリットは、次の5つです。
- 本人確認が必要な荷物や書類を受け取れる
- 運転免許証の更新ができる
- 役所で住民票を受け取れる
- 公的なサービスを受けられる
- 働いている地域の選挙に参加できる
1つずつ詳しく解説します。
本人確認が必要な荷物や書類を受け取れる
本人確認が必要な荷物や書類を受け取れます。
たとえば、クレジットカードや銀行口座などは、受取時に身分証を見せなくてはいけません。
ただ、身分証の住所と届いた住所が違うと、郵便物は受け取れません。



ヤマトは不要だけど、佐川急便は本人確認が必要だよ。
住所が違うだけで、絶対に渡してくれないから気を付けて。
また、荷物を直接作業所に受け取りに行っても、身分証の住所が違うと渡してくれないよ。
これは、郵便局も同じだね。
財布を落とした時
1番厄介なのは、財布を落とした時です。
財布を落とすと、次のものを落とします。
- 免許証
- マイナンバーカード
- 銀行のカード
- クレジットカード
つまり、様々な不都合なことが出てきます。
- 免許証がないので、身分の証明ができない
- 銀行のカードを再発行すると登録の住所に届く
- クレジットカードが使えない
特に身分の証明ができない点が大変です。
そのため、住所のある役所に住民票を取りに行かなければいません。



実際に財布を落とした人に2回会った経験があるよ。
その内の1人は、1週間ぐらい仕事を休んで家に帰ってたよ。
運転免許証の更新ができる
運転免許証の更新が、リゾートバイト先で可能です。
そのため、わざわざ免許証の登録住所に戻る必要がありません。
また、リゾートバイト先の免許センターや警察署は空いています。
そのため、都会のように何時間も待つ必要が無いのもメリットです。



沖縄と北海道で免許を更新したよ。
更新は、1時間以内に終わったかな。
※ゴールド免許なら、住所関係なく好きな所で免許の更新ができます。
役所で住民票を受け取れる
役所で住民票が受け取れます。
他県から住民票がある役所に住民票を郵送で取り寄せても、住民票の住所にしか送ってくれません。
しかも、郵便局の転送届を出していても転送されない郵便で送ってきます。
そのため、住民票の住所に居る人に送り返してもらうか、諦めるしかありません。



マイナンバーカードを持ってるなら、全国のコンビニで取得できるよ。
公的なサービスや割引を受けられる
住所変更をすると、公的なサービスや割引を受けられます。
たとえば、次のような特典があります。
- 町のコミュニティバスに乗れる
- タクシーの割引
- 町の施設の割引制度
- 給付金
- 飛行機やフェリーの割引
各自治体により異なるので、メリットがあれば住所変更もアリです。



実際に最近は、メリットで住所変更を決めてるよ。
離島は住所変更がおすすめ
離島は、住所変更がおすすめです。
離島だと生活の交通手段であるフェリー代や飛行機代の割引が受けられるからです。
フェリーや飛行機に乗って買い出しに行ったり、帰りの交通費を浮かせれます。



フェリーは、半額になったりするよ。
飛行機は、2~3000円ぐらい安いかな。
あと、繁忙期でも料金の変動がないのは嬉しいね。
働いている地域の選挙に参加できる
働いている地域の選挙に参加できます。
そのため、気になる候補者に応募できます。



住民票の住所地の選挙に参加したいなら、郵送で不在者投票ができるよ。
住民票を移すデメリット


住民票を移すデメリットは、次の2点です。
- 手続きが面倒くさい
- 定期的な住所変更が必要
詳しく解説します。
手続きが面倒くさい
住所を移す手続きが面倒くさいです。
住所を移すために、役所に行かなければいけないからです。
役所に行くと時間帯によっては、1時間以上の拘束時間があります。
これは、マイナンバーカードを持っていても同じです。



役所に行くだけで、半日終わる…
だから朝1で行くのが、おすすめだよ。
定期的に住所を変えないといけない
定期的に住所を変えないといけません。
郵便局の転送届を出してから、数回転送してると郵便物が届くまでに時間がかかるからです。
特に、期限切れの住民税・国民健康保険の振込用紙が送られてくると困ります。



半年に1回ぐらいの間隔で、住所変更してるよ。
住所変更のやり方


住所変更のやり方は、簡単です。
- 前住所の役所から転出届をもらう
↳郵便でも取り寄せれます。
マイナンバーカードがあると、ネット上ですぐに完結です。 - 転出届を持って住所を移す先の役所へ行く
- 役所で転入届を出して終わり
↳国民健康保険などの手続きは、この時に済ませるとラクです。
住所変更は、無料です。
住民票を取る場合は、250~400円ぐらいのお金が必要になります。(金額は自治体で異なる)



ド田舎だと待ち時間が無いけど、それ以外の役所は待ち時間が長いよ。
だから、朝1で行くのがおすすめだよ。
待つ時は、2時間近くかかったりする…
離島は離島カードを作るべき
離島は住所変更のタイミングで、離島カードを作るべきです。
離島カードが無いと、住所を移した恩恵が受けられないからです。
たとえば、色々な飲食店の島割・公共の島民サービスなどの恩恵があります。
離島カードは、証明写真が必要です。
写真の大きさは各自治体によって変わるので、調べてから行きましょう。



証明写真は、スマホのアプリで作るのが便利だよ。
アプリで作って、コンビニで印刷。
数十円で、証明写真が作れるよ。
【体験談】リゾートバイト経験者の住所変更の本音


実際に住所変更時した際、困惑した2つの経験を紹介します。
転出届を出してからの期間
転出届を出してから、14日以内に転入しなければいけません。
もし転入ができないと、転出届は無効です。
マイナンバーカードを使った転出だと、マイナンバーカードが失効します。
つまり、作り直さなければいけないのです。



何度か仕事の影響で間に合わなかった経験があるよ。
だけど、役所の人と話して、うまく調整してもらった。
住民税は1月1日の住所にかかる
住民税は、1月1日にある住民票の住所にかかります。
たとえば2024年分の確定申告は、2025年2月17日(月)〜3月17日(月)の間にします。
この確定申告は、2025年の1月1日に住民票の住所があった自治体に対して可能です。
2024年に複数回住所を変更しても、1月1日に住所があった自治体に支払うので気を付けましょう。



住民税の納付書は、毎年6月に届くよ。
支払いは4期(6月・8月・10月・1月)で払ってもいいし、一括でもOK。
年末調整や確定申告は、次の記事を参考にしてね。
まとめ:住民票はメリットがある時だけ移す


住民票は、メリットがある時だけ移しましょう!
メリットを感じなければ、時間の無駄だからです。
また、1年以内のリゾートバイトなら、正当な理由があるため罰則が発生しません。
住民票を移すメリットは、次の5つです。
- 本人確認が必要な荷物や書類を受け取れる
- 運転免許証の更新ができる
- 役所で住民票を受け取れる
- 公的なサービスを受けられる
- 働いている地域の選挙に参加できる
特に離島は、メリットを感じやすいです。
リゾートバイト中の郵便物の問題は、郵便局の転送届を使いましょう!
あなたのリゾートバイトが快適な生活になるように心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
他の疑問は、次の記事をご覧ください。


住民票に関するよくある質問

