・シニア世代でもリゾートバイトはできるの?
・どんな職種で働けるんだろう?
・メリット・デメリットは何?
これらの疑問を解決する記事です。
仕事を退職。
夢のような人生が待ち受けているはずだった…
しかし、待っていたのは退屈な日々。
年金の収入だけだと、生活は不安だからお金も使えない。
そして、子供は独立し、周りとの関りもなくなり、日々増す孤独感。
「このままの人生でいいのか?」
そんな現状を打破できるのが、リゾートバイトです。
リゾートバイトをすれば生活費の心配は必要なく、一定の収入が確保できるからです。
また、勤務先は日本全国にあるので、旅行も兼ねて働けます。
リゾートバイトは、20代の若い人がやるイメージの人が多いと思います。
しかし、ここ数年でシニア世代が急激に増えてきました。
皆さん第2の人生を楽しんでますよ。
リゾートバイトが何か分からない人は、次の記事を見てからの方が理解できます。
※当記事では、派遣会社ダイブと同じように50歳以上をシニア人材と定義させていただきます。
- おすすめの職種
- メリット・デメリット
- 始め方
- 注意点
- おすすめの派遣会社
\ 全体の8.14%がシニア世代 /
リゾートバイトはシニア(50代以上)でもOK
リゾートバイトは、シニア世代でも働けます。
次の表は、派遣会社ダイブ
12年間で58倍に増え、ダイブを使っている全体の割合も8.14%と約10人に1人がシニア世代になります。
思ったよりもシニア世代が多いよね。
若い世代よりも、経験豊富なシニア世代に焦点を当てる勤務先が増えたからなんだ。
嫌な事があっても、居なくなったりしないからね。
シニア世代が働くキッカケ
派遣会社ダイブの調査によると、シニア世代が働くキッカケは次の通りです。
「旅行が好きで、旅行しながら働けると思った」が1番多いです。
また、友人・知人がリゾートバイトをしていて興味を持ったという人も10.5%います。
趣味と仕事を両立できるから、始める人が多いね。
何歳になっても、始める理由は同じ。
シニア世代がリゾートバイトをする3つのメリット
シニア世代がリゾートバイトをするメリットは、次の3つです。
- 新しい環境での生活体験
- 収入源の確保
- 適度な運動になる
1つずつ詳しく解説していきます。
新しい環境での生活体験
全国各地、自分が行ってみたい場所で生活がOKです。
夢だった沖縄や離島での生活・北海道でグルメを堪能するのもリゾートバイトの楽しみ方の1つです。
新しい場所で生活すれば、脳が活性化して新たな活力が湧いてきます。
実際にリゾートバイトをしている人は若く見られる。
新たな経験をして、脳が活性化してるからね。
実際に、日経新聞でも次のように書かれてるよ。
高次の思考に関与する部位だけでなく、脳のすべての部位は、何歳になっても刺激的な挑戦によって向上することができる。
実際、高齢者の運動は運動能力を高め、転倒のリスクを減らし、認知症を予防できる可能性もあることが分かっている。
新しい経験をするたびに、あなたの脳は物理的に変化している。
年齢に関係なく、新しい体験(や新しい学習方法)は脳に新しい神経の結びつきを作らせ、脳を鍛える。そして、脳の神経の結びつきが多ければ多いほど、加齢や病気による変化に耐えやすくなる。引用:日経新聞
収入源の確保
収入源の確保ができます。
リゾートバイトは、勤務先により収入が異なりますが10~50万円ぐらい稼げます。
平均的に20万円前後の勤務先が多いです。
自分の目的に応じて勤務先を選びましょう!
10万円以下しか稼げない勤務先に行って、趣味に没頭している人もいるよ。
寮や光熱費・食費無料だから、生活費がかからない。
だから、10万円でも十分生活ができるよ。
適度な運動になる
リゾートバイトの仕事は、適度な運動になります。
デスクワークよりも、体を動かす仕事が多いからです。
たとえば、大浴場の清掃はブラシを使って床を磨くので、程よく体を動かします。
忙しい勤務先に行かなければ、激しい肉体労働はないよ。
勤務先の情報は、事前に派遣会社の担当者が教えてくれる。
だから、安心して始められるよ。
シニア世代がリゾートバイトをする3つのデメリット
シニア世代がリゾートバイトをする3つのデメリットは、次の通りです。
- 肉体的な負担
- 家族や友人との距離ができる
- 今までの経験が通用しない時がある
1つずつ詳しく解説していきます。
肉体的な負担
リゾートバイトのデメリットとして、肉体的な負担が挙げられます。
基本的にデスクワークはなく、立ち仕事だからです。
また、生活習慣の変化による肉体的な疲労もあります。
そのため、慣れるまでは肉体的な疲労に注意しないといけません。
慣れるまでに1~2週間かかるよ。
初めてやる職種は、緩い職場から始めるべき。
そうすれば、肉体的な疲労は軽減されるよ。
通勤の肉体的な疲労はない
通勤の肉体的な疲労はありません。
寮から職場まで徒歩10分以内の勤務先が多いからです。
そのため、片道1時間以上かけたり無駄な満員電車に乗らずに済みます。
家族や友人との距離ができる
家族や友人との距離ができます。
簡単に言うと、単身赴任のような感じになるからです。
ただ、家族と離れる=自由ができるので、羽を伸ばすのもアリです。
結構みんなノビノビやってるよ。
今まで諦めていたことに挑戦したり、楽しそうな人が多いね。
今までの経験が通用しない時がある
今までの経験が通用しない時があります。
ホテル業は、少し特殊な環境だからです。
また、閉鎖的な環境なため、一般的な常識も通用しない時もあります。
常識がズレていても、否定したらダメ。
我慢して、勤務先に合わせるべき。
柔軟に対処できずに、勤務先と揉めるシニア世代が多いよ。
シニア世代のリゾートバイト体験談と口コミ
元料理人の片桐さん(65歳)は、調理師免許を活かして沖縄のリゾートホテルで調理補助として働いています。
「40年間和食料理人として働いてきた経験を、リゾートホテルのレストランで活かせています。最初は補助的な業務からスタートしましたが、経験を買われて徐々に責任のある仕事を任されるようになりました。
特に、朝食バイキングの和食コーナーでは、私の経験を活かした献立提案も採用されています。若いスタッフへの指導も任されており、自分の技術を次世代に伝えられることにやりがいを感じています」と片桐さんは語ります。
引用:グッドマンサービス
健康管理に気を使う山本さん(62歳)は、温泉地として有名な長野県の高原リゾートホテルでフロントスタッフとして働いています。
「都会での生活が長く、定年後は空気の良い環境で働きたいと考えていました。このホテルは標高1500mの高原にあり、夏でも涼しく快適に働けます。
寮は個室で、温泉の利用も自由。休日には森林浴やハイキングを楽しみ、心身ともにリフレッシュできています。
また、フロント業務は立ち仕事ですが、シフトが8時間制で適度な休憩時間もあり、体力的な負担も少なく続けられています」と山本さんは話します。
引用:グッドマンサービス
42年勤めた仕事を卒業して派遣社員始めて今日で一年が経ちます。リゾバとは程遠い静岡県固定でした。1年前のリゾバ始める時は派遣社員で働く事に不安もあり、シニアでも採用されるかも分からず見切り発車での出発でした。でも一年ちゃんと働けました。
— イクラ (@yMEmwQBwNoOdHi2) March 25, 2024
見切り発車でも、何とかなるのがリゾートバイト。
始めは不安だけど、何事も初めて見ないと分からないよね。
今の職場リゾバ自分と彼氏だけで
— ぱお🐘 (@gz_pgj) January 16, 2024
あとは平均年齢60以上でマックス84歳の人がバリバリホールで動き回るんよね。尊敬でしかない🥺😫癖強いけど
リゾバ34日目 #リゾバ
— 洗濯ちゃん (@sntkchan_) July 9, 2023
70歳越えたおばあちゃんがメインで
頑張って働いている職場。
正直高齢者にはしんどい作業内容。
自分の祖母と同年代の人達が同じ環境で
働いているのは少し心が痛い…🥲
リゾートバイトしていると、高齢の人が現役バリバリで働いているからビックリするよね。
年齢は言い訳にならないんだと痛感する…
シニア世代におすすめの職種【3選】
シニア世代におすすめの職種は、次の3つです。
- 温泉(スパ)受付・清掃スタッフ
- ゴルフ場スタッフ
- ナイトフロント(稼ぎたい人におすすめ)
目的に応じて選びましょう!
温泉(スパ)受付・清掃スタッフ
ラクしたい方は、温泉受付や大浴場の清掃スタッフがおすすめです。
あまり体力が必要なく、ゆったりと仕事ができるからです。
たとえば温泉受付は、残業も少なく忙しい時間も2~3時間しかありません。
大浴場の清掃スタッフは、働く時間が2~5時間ぐらいで募集がかかっています。
給料は気にしない人におすすめだよ。
ゴルフ場スタッフ
趣味を生かしたいなら、ゴルフ場スタッフがおすすめです。
ゴルフ場スタッフなら、仕事後や休みの日に格安でラウンドを回れるからです。(無料の勤務先もある)
会社員時代にゴルフ経験があり、ゴルフ好きなら絶対にハマります。
仕事内容も難しい作業はなく、比較的ラクです。
ゴルフ経験が無くても問題ないよ。
実際に、ゴルフ未経験の状態で働いていた。
ゴルフの知識は働きながら覚えていたよ。
ナイトフロント(稼ぎたい人におすすめ)
稼ぎたい人は、ナイトフロントがおすすめです。
ナイトフロントは、深夜手当が付くため時給が高くなるからです。
また、勤務先によりますが、ナイトフロントの仕事がほとんどない所もあります。
つまり、勤務時間=自由時間になっているのです。
ナイトフロントは稼げるよ。
しかも、勤務時間が削られる心配もいらない。
30~40万円以上稼げる勤務先もあるよ。
ただ、ナイトフロントは勤務先によって忙しさが違う。
だから、しっかりと派遣会社の担当者に仕事内容を聞いてね。
50歳以上に人気の勤務先
50歳以上におすすめ・人気の勤務先を紹介します。
沖縄
沖縄の生活に憧れてリゾートバイトを始める人が多いです。
50代を超えてから沖縄に移住するのには勇気とお金が必要です。
しかしながら、リゾートバイトだと勇気だけで、お金は必要ありません。
沖縄でリゾートバイトをしてながら、永住を決める人も多いよ。
離島
離島もシニア世代に人気です。
離島は都会の喧騒を離れてのんびり暮らせるからです。
今までの仕事で疲れた心まで癒してくれます。
リゾートバイトで行ける離島は多いよ。
だから、離島回りをするのが趣味の人もいるね。
リゾートバイトで働ける離島一覧
伊王島 | 隠岐の島 | 奄美大島 | 屋久島 |
久米島 | 宮古島 | 宮島 | 佐渡島 |
座間味島 | 種子島 | 初島 | 小豆島 |
小浜島 | 西表島 | 石垣島 | 大久野島 |
淡路島 | 竹富島 | 直島 | 渡嘉敷島 |
八丈島 | 与那国島 | 与論島 | 利尻島 |
礼文島 | 五島列島 |
五島列島(穴場)
五島列島(福江島)がおすすめです。
職場の平均年齢が高く、働きやすい環境だったからです。
しかも、寮は1Rのアパートタイプ・徒歩圏内にスーパーやドラッグストア・100均もあり生活に便利です。
新人が65歳。
未経験からフロントをやってたよ。
温泉街
温泉街も人気です。
有名な温泉に毎日無料で入れるからです。
しかも、時給も高く給料も期待できます。
旅館は平均年齢が高めだから、働きやすいよ。
温泉受付スタッフや大浴場の清掃などの職種がおすすめ。
シニア世代のリゾートバイト始め方
リゾートバイトは始め方を間違えると、痛い目に遭います。
実際に9年リゾートバイトをしている筆者も、何度も痛い目に遭いました。
これは、年齢関係ありません。
リゾートバイトをする上で、特に重要な3点を紹介します。
派遣会社を決める
最初に派遣会社を決めます。
直接雇用よりも派遣会社を通した方が待遇が良いからです。
リゾートバイトは、事前に複数の派遣会社を登録しておくとスムーズに求人が決まります。
登録料は無料+営業の電話はかかって来ないので安心して登録してください。
※メリットがないので、マイナーな派遣会社は登録するべきではありません。
派遣会社は、次の3社だけ登録すればOK。
派遣会社 | 特徴 |
---|---|
グッドマンサービス | ・時給が高い求人が見つかる |
ダイブ | ・他社にはない求人がある ・サポート体制が整っている ・HPから施設名が分かる ・求人の口コミ・評判が見れる |
ヒューマニック | ・求人数がとにかく多い |
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「延長可」は絶対に担当者に言おう!
延長可を付けるだけで、採用率が上がるからね。
もし、採用率を更に上げたいなら、最低契約期間+1ケ月にしてもいいかも。
リゾートバイトを始める際の注意点
リゾートバイトを始めるなら、次の3つの注意点を守ってください。
- きつい仕事には手を出さない
- 平均年齢が高い職場を選ぶ
- 交通の便がいい職場を選ぶ
リゾートバイトは、求人の選び方を間違えると苦労するので注意しましょう!
きつい仕事には手を出さない
きつい仕事には手を出さないようにしましょう。
拘束時間が長く、休みが少ないからです。
忙しい職場だと、毎日10時間以上・月の休みが4回が当たり前です。
若い人ならいいけど、年取るときついよ。
しかも、初体験の仕事だと、余計肉体的な疲労が溜まるよね。
平均年齢が高い職場を選ぶ
平均年齢が高い職場を選ぶべきです。
職場によっては、20代の若者しかいない職場があるからです。
20代の若者だけの職場で働くのは、仕事が聞きにくく若者のノリがあったり凄く大変になります。
そのため、平均年齢が40代以上の職場を選びましょう。
昔、間違えた時は悲惨だった…
20代の輪になんか入れないよ。
交通の便がいい職場を選ぶ
交通の便がいい職場を選ぶのがおすすめです。
周りにホテル以外建物がない勤務先もあるからです。
そういう職場は、コンビニに行くのに車で30分とか平気でかかります。
また、病院に行こうと思うと、さらに1時間車を走らせる可能性もあります。
交通便が悪い所は、色々工夫しないと暮らしていけない…
買い物は、基本Amazonで買うとかね。
シニア世代におすすめの派遣会社
シニア世代におすすめの派遣会社は、次の3社です。
希望通りの求人が見つからない可能性がある。
だから、すべての会社に登録して同時進行で求人を探した方がいいよ。
良い求人が見つかったら、すぐに申し込むイメージだね。
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リピーター時給や週40時間以上の勤務は残業になるなど、他社よりも稼げる仕組みになっています。
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初めてのリゾートバイトなら、ダイブがおすすめです。
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そのため、他社では扱っていない求人も多く、短期求人が充実しています。
日本のニッチな観光地にも求人があるので、日本の変わった文化を感じながらリゾートバイトができます。
シニア世代も多く利用しているので、登録は必須です。
まとめ:リゾートバイトはシニア世代でも歓迎される
リゾートバイトは、50歳を超えても新しい人生を楽しむチャンスです。
心も体も新しい場所でリフレッシュできるリゾートバイトは、脳が活性化し、日々の生活にハリを与えてくれます。
収入も確保でき、温泉受付やゴルフ場のスタッフなど、無理のない働き方ができる職場も多くあります。
もちろん、初めは慣れない環境や体力的な負担を感じるかもしれませんが、派遣会社のサポートを活用すれば安心です。
あなたの経験が役立ち、自由で新しい毎日を楽しめるリゾートバイトで、自分らしい充実した時間を送りませんか?